ちょっと変わってる?ADHDについての特徴と支援法

ちょっと変わってる?ADHDについての特徴と支援法

 ADHD(注意欠陥多動性障害)は発達障害の1つです。ADHDの子どもの特徴として、物をよくなくす、状況とは無関係にそわそわして落ち着かなくなる、思いつきで行動するなど衝動性が極端に見受けられます。

 

また、情緒的に不安定な面も見られ、我慢強さが低い所も見られるのも特徴の1つです。そのため、学校では授業に集中できずに、授業の進行を妨げるといったトラブルをおこしがちです。

 

そのため学校で上手く行かなくなってしまい、不登校や小児うつ病につながることもあります。そうならないように早期から支援を受けることが大切になります。

 

 支援の手法としては薬物療法が挙げられます。コンサータやストラステラ、抗うつ剤を用いることで集中力が向上するなどADHAの症状に対して効果があるとされています。

 

薬物療法と同時にカウンセリングやプレイセラピーを行うこともADHAの症状に対して効果があるとされています。カウンセリングやプレイセラピーで気持ちを吐き出したり、気持ちを受けとめてもらう体験を通して自分自身を肯定的に感じることができます。

 

また子どもだけでなく、保護者もカウンセリングを受けることもできます。ADHAだけでなく発達障害の保護者は子どもに関する悩みや不安を感じることが多々あり、1人で抱えがちです。保護者がカウンセリングを受けることで、子供の学習態度や生活態度や子育ての悩みを話すことで気持ちを楽にすることが出来ます。

 

 ADHAと特徴と支援法を紹介しました。ADHAはエネルギーがある、運動神経が良好など良い面もあります。いい面を活かしつつ、周りの人々の理解と支援を提供することが大切だと思います。

 

 

ADHD 発達障害 私が担当した2歳児Kくん

私が保育士時代に担当した、2歳男児Kくんの事例です。

 

K くんはやや小柄で、元気いっぱいの男の子でした。活発で、少しもじっとしていない、でも遊びに集中すると、呼んでも聞こえていないようなところが気になっていました。

 

そんなKくんに初めてADHD ではないかとはっきり疑問を持つようになったのは、滑り台での出来事でした。

 

いつものように、園庭で皆とならんで滑り台で遊ぶKくん。私ともう一人の保育士が登り側と滑り台下とで見守るなか、K くんが滑りました。あと数センチで滑りきるところで、Kくんが自ら立ち上がろうと身を乗りだし、前のめりになって転倒してしまったのです。
額から地面に落ちたKくんに、驚いて駆け寄りました。

 

私も、もう一人の担任も見ていたにもかかわらず、このような事故になってしまい、ひどく動揺しました。
額は擦りむいていましたが、幸いひどい怪我ではありませんでした。

 

保護者のかたに報告し、謝罪しましたが、正直言ってK くんの行動を見守ることに他の子に感じない緊張感を覚えました。

 

その後も、室内で急に走り出して窓ガラスに激突したり、友達と喧嘩になったり、興奮すると同じ言葉をものすごい早口で捲し立てるなど、他の子どもには見られない行動が目立ちました。

 

私は主任と相談し、主任から保護者にKくんに検査の話をしてもらいましたが、ご家族にはなかなか受け入れられない話だったようで、検査にいくことはありませんでした。

 

それからまもなく、K くんは幼稚園に編入しましたが、専任の先生がつきっきりになったと聞きました。幼稚園では楽しく過ごせていたようで、安堵しました。